訓練

■消防訓練

1.訓練種別

① 消火訓練

 消火器や屋内消火栓を使用した初期消火の訓練

(出所)東京消防庁

② 避難訓練

 建物内に発災を知らせ、避難、誘導及び避難器具の訓練

③ 通報訓練

 発災の確認後、建物内に周知し消防機関に通報する訓練

2.訓練回数

・年2回以上

 

3.訓練実施の手順

① まず計画を立ててから実施します(日時、場所、内容の検討)

② 訓練を行う場合は、必ず事前に管轄する消防署・出張所に連絡します

③ 訓練を実施したら、管轄する消防署・出張所へ報告します

 

4.消防訓練マニュアル(総務省消防庁)

消火訓練

通報訓練

避難訓練(階段訓練)

避難訓練(避難器具)

避難器具と設備の日常点検

消防訓練マニュアル総括

 

■申請様式(東京消防庁)

● 防火管理者・消防計画・訓練通知書・自動通報に関する、制度解説、

  申請様式、記入例は、→ こちら

● グループホームから消防署へ届出・通知が必要な書類一覧

 ① 防火防災管理者選任(解任)届出書

 ② 消防計画作成(変更)届出書

 ③ 自衛消防訓練通知書

 ④ 自衛消防訓練実施結果記録書

 

■避難行動要支援者の個別避難計画の作成(努力義務)

災害対策基本法の一部改正にともない、避難行動要支援者の個別避難計画の作成が努力義務化されました。

具体的な内容は、次の通りです。

・避難確保計画の令和3年度内作成について

・水防法等の改正に伴う助言・勧告に資するチェックリストについて

・水防法等の改正に伴う避難訓練結果の報告について

<厚生労働省通知>

社会福祉施設における避難の実効性確保に関する取組み等について(R3.6.25)

■BCP感染症訓練

感染症発生時を想定した訓練(シミュレーション)を実施しましょう!!

日頃から、感染症発生時の関係者の連絡網を整備するとともに、関係者が参加して発生を想定した訓練を行い、一連の手順を確認しておきます。

例えば、介護職員による異常の発見から看護職員、医師への報告、管理者への報告、さらに行政への報告、保健所への連絡等の「報告・連絡系統」を確認するとともに、管理者、医師、保健所等の指示に基づく現場での対応方法についても、現場で訓練を行いながら確認することが必要です。

新型コロナウイルス感染症 感染者発生シミュレーション

  ~机上訓練シナリオ~ 全8問を実施します!

 

出席者に質問1を配り、5分ディスカッションした後に解説1を配ります

以下同様に8問を実施します。

例示 問1.感染者発生

2日前から体調不良で休んでいる職員Aさんから、新型コロナウイルスの検査が陽性だったと連絡が来ました。何をする必要がありますか?

 ① 連絡を受けた人はどうしたらよいですか?

 ② 管理者は何をしたらよいですか?

 

解説 問1.感染者発生

感染者が発生したときに重要なのは、個人情報等にも十分配慮の上、その情報が必要な関係者に速やかに共有されることです。

 ① 連絡を受けた人は責任者や管理者に速やかに情報を共有します。

 ② 管理者は、保健所への連絡、監督庁への連絡、施設内職員への連絡、入所者・家族への連絡等がきちんと行われるよう指示します。

 ● このような事案が起こった際にどのように対応するか、どのようなルート

  で連絡するか、各対応を行うときに誰がキーパーソンとなるかをあらかじめ検討しておきましょう。

 ● 感染症に関する事項は保健所からの指示に従います。

 

 

□ 訓練教材のダウンロード

 「高齢者施設における施設内感染対策のための自主点検について(その2)」

 (令2.9.30厚生労働省老健局高齢者支援課ほか事務連絡)」

  別添 新型コロナウイルス感染症感染者発生シミュレーション

■BCP自然災害訓練

訓練名 時期 参加者 担当者 訓練の内容
前期BCP訓練 6月 全職員 管理者  災害が発生した場合、事業所内の役割分担の確認、実践するケアの演習等
後期BCP訓練 12月 全職員 管理者 BCP机上訓練